Stoic Sounds 元はExtroseが運営する個人サイト名

プロフィール

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Extrose
2002年頃から電脳海にいる。 制作ペースは激減したものの今でも現役の作曲者(自称)であり、機会があればBMSも作る。 が、最近はVを被ってゲーム実況に勤しんでいる。 興味があるものになんでも手を出すのでかなりの趣味を抱えている。

柊 雷夜
ユーチューブ地方で見かけるVのすがた (↑)。 たまに VRChat にも出る。 VRoid Studio 製。

リリース

個人活動

読み物

音楽 - モジュラーシンセ - モジュラーシンセで必要なもの

高優先:財力

残酷だがモジュラーシンセはさまざまな楽器と比較してもひたすらに財力が必要となる
安定した収入が無いと満足に楽しめない可能性があるので財力が必要となる

高優先 : モジュール別

最優先:電源モジュール

様々なモジュールに目に行きがちだが、モジュラーシンセでは何より電源が最優先である
電源が無ければモジュールも動かない

ちょっとした落とし穴だが、モジュラーシンセのケースを購入した時も
電源がついていないタイプなら電源モジュールの導入が最優先となる

次:ケース

モジュールを卓上にぶちまけるのもいいが、ケーブルの抜き差しの際、
結構力が居るのでモジュールを押さえながら配線するのが面倒になってくる

数が増えてくるとぶちまけだと汚くなるのに加え、裏側が基盤むき出しなのでショートの懸念が出てくる

それらを解決するために、やはりケースは検討しておいた方が良い

次:パッチケーブル

これも結構な落とし穴で、「モジュールを揃えた、さあモジュラーシンセやるぞ」
と思った段階で気づきがちなアイテム

モジュラーシンセをモジュラーシンセたらしめているのは
パッチケーブルを挿す「パッチング」がある故

ここからは人により変わってくる
下記は個人的に最初におすすめのモジュールである

コラム:モジュラーシンセの魅力

音楽制作するなら、DTM+VST で間に合うところなぜモジュラーシンセか?
まず一つの魅力として、ランダム性による、自分の想像を超えた音楽性の創造がある

作曲は自分のクセというのは出がちである
そこに、自身にない要素が加わることで、新たなイマジネーションを得ることができる

2つ目にアナログであること
音がアナログ的に出力されることで、活きている音を扱っている感覚になる

VST でも良い音は鳴らせるが、アナログ的変調には音楽的でもない部分もあるので実装していないものも多い

ちなみに、そうはいいつつデジタルで音を鳴らす機器も存在するので
使っているモジュールがアナログかどうかは要確認
先の Behringer 110 はアナログである

3つ目に「プログラミングしている感覚」である
モジュラーシンセのモジュールの活用方法はかなり自在

例えば、音を鳴らす VCO モジュールの出力先は基本そのままアウトプットだが、
「高速で動いている電圧」と捉えれば、これを「サンプル&ホールド」に入れてもいいし、「エンベロープ」に入れてもいい なんなら音をエフェクターに入れて出力された音さえも、信号として扱っていい
VCOが足りないなら LFO を高速化して代用してもいい
・・・のようにアイデア次第でさまざまに活用できる

モジュールはいわばクラスモジュールそのもの
提供されているAPI/メソッドは自在に扱えるということである
この感覚はDTMには無い

4つ目にPCを離れること
これは気分的だが、PC上でやっていると作業感が出てくることもある
そこを離れて、ただそれができるだけの機器を触るということで、音に集中できるのもまた魅力である

私もモジュラーシンセを触りたてのころは
DTMでいいと思っていたが、今はモジュラーシンセもいいなと思っている